Volcano plotとは?Volcano plotの描画方法
更新日: 2026/6/22
📖 RNA-Seqデータ解析の全体の流れも合わせてご覧ください。
Volcano plot(ボルケーノプロット、火山プロット)
Volcano plotは、マイクロアレイやRNA-Seqデータの分析においてよく使用されるグラフの1つです。見た目が火山に似ていることからVolcano plotと呼ばれています。
異なる条件やグループ間における遺伝子発現の変動を比較(DEG解析)した際に得られる変動比(fold change)とその統計的有意性をプロットしたグラフです。 x軸は変動比、y軸は統計的有意性を表し、各遺伝子は1つの点としてプロットされます。
Volcano plotの見方
x軸に注目すると、右側が発現量が増加した遺伝子、左側が発現量が減少した遺伝子を表します。y軸は上に行くほど統計的有意性が高い遺伝子を表します。
発現の変動比が大きく、その統計的有意性が高い遺伝子は、図の右上や左上に位置することになります。
Volcano plotは遺伝子発現データの解釈に役立ちますが、単独ではなく他の解析手法や統計的な手法と組み合わせて使用することが推奨されます。
Volcano plotの例
OlvToolsでVolcano plotを描画する方法
Volcano plotの描画にはRやPythonによるプログラミングが必要になることが多く、描画の前提として発現変動遺伝子の抽出(DEG解析)を行い、fold changeやp値・FDRを算出することが必要になります。
OlvToolsを使うと、R言語やPythonの知識や高スペックなコンピュータがなくても、ブラウザ上でVolcano plotを描画できます。FASTQファイルのアップロードから遺伝子発現量の定量、発現変動遺伝子の抽出までの実施、そしてその結果からVolcano plotの描画を簡単に行うことができます。