【RaNA-seqの使い方】RNA-Seqのデータ解析
RaNA-seqとは?
RaNA-seqはRNA-Seqのデータ解析をブラウザ上で行うことができるツールです。 FASTQファイルからスタートして、発現変動遺伝子の抽出や機能解析を実施することができます。 本ページではRaNA-seqの使い方を紹介します。RaNA-seqは無料で使用することができますが、サーバーが安定しなかったり、使いづらい部分もありますので、 代替手段を探している方は弊社にて提供してるRNA-Seqデータ解析ツールもご検討ください。
ログイン
メニューの「Analysis」をクリックすると、以下のようなユーザー登録の画面が表示されます。 「Anonymous access」からログインせずに開始することもできます。
サンプルのアップロード
ログインをすると以下のような画面が表示されます。 「Reference genome assembly」のところで参照配列を選択して、「Sequencing type」でシングルエンドかペアエンドかを選択してから、 「Select your FASTQ Files」のところでFASTQファイルをアップロードします。 FASTQファイルのサイズによってはアップロードに時間がかかります。
Qualtiy Control
アップロードが終わってから以下の画面の「Quality Control」をクリックすると、QC結果が確認できます。
Boxplotの他にも、Barplot、Heatmap、PCAplot等が閲覧できます。
Analysis
アップロードが終わってから「Analysis」をクリックすると、以下のような設定画面が表示されます。
「Results」をクリックすると、以下のような画面が表示され、しばらくするとそれぞれの結果が閲覧できるようになります。
論文に必要な解析が簡単にできるRNA-Seqデータ解析ツール
RNA-Seqデータ解析ツールを利用すれば、外部委託や共同研究者への依頼は必要ありません。高スペックなコンピュータの準備やLinuxコマンドの操作も不要ですので、いますぐにご自身で解析できるようになります。
遺伝子発現量の定量、発現変動遺伝子抽出(DEG解析)、Volcano plot描画、MAプロット描画、ヒートマップ描画、GO解析、パスウェイ解析等 を簡単に実施できます。