【Linux】mvコマンドでファイルを移動する

Linuxにおいてファイルを移動するには、mvコマンドを使用します。なお、mvコマンドはファイル名の変更にも利用できます。

ファイルを移動する方法

mvコマンドを使用してファイルを移動できます。

$ mv ファイル名 移動先ディレクトリ

のように使います。

$ ls file1 $ mv file1 /root/dir1 $ ls $ cd /root/dir1 $ ls file1

lsコマンドを使用して、カレントディレクトリからfile1が無くなったことを確認できました。また、cdコマンドで/root/dir1に移動して再度lsコマンドを使用するとfile1が存在していることが確認できました。

複数のファイルを移動する方法

mvコマンドを使用して複数ファイルを移動することもできます。

$ mv ファイル名 ファイル名 移動先ディレクトリ

のように使います。

$ ls file1 file2 $ mv file1 file2 /root/dir1 $ ls $ cd /root/dir1 $ ls file1 file2

file1とfile2が移動していることが確認できました。

ディレクトリ内のすべてのファイルを他のディレクトリに移動する方法

ワイルドカードを使用してディレクトリ内のすべてのファイルを他のディレクトリに移動することができます。

$ ls file1 file2 file3 $ mv * /root/dir1 $ ls $ cd /root/dir1 $ ls file1 file2 file3

カレントディレクトリ内のすべてのファイルであるfile1、file2、file3が移動していることが確認できました。