Linuxコマンドの練習環境の用意の仕方

Linuxのコマンドの練習をする際に、WindowsのユーザーにとってはLinuxの環境を準備することがハードルになってしまうことがよくあるかと思います。 WSLの登場でWindows上でLinuxの環境を準備することは簡単になりましたが、それでも初心者の方にとっては手間がかかってしまうことも多いです。

そこで、本ページでは手元の環境にLinuxをインストールすることなく、ブラウザ上で簡単にLinuxのコマンドの練習をする方法を紹介します

1. エミュレータを使用する

ブラウザ上で動作するPCエミュレータを使用してLinuxのコマンド操作を体験することができます。

以下のようなサイトでエミュレータが公開されています。

JSLinux

JSLinux

v86

v86

これらのサイトは非常に便利ではありますが、あくまでエミュレータであるため以下のような問題が発生する可能性があります。

  • 動作が遅い
  • 外部ネットワークに接続できない。できたとしても速度が遅い。
  • コマンドのコピペが上手くいかない

特に「コマンドのコピペが上手くいかない」については、これからLinuxの学習を始めようとしている人にとっては致命的です。 Linuxに慣れていないうちはコマンドのコピペをすることが多くあるかと思いますが、コピペができないと学習速度に大きな影響を及ぼす可能性があります。

2. Linux学習サービスを利用する

こちらのLinux学習サービスにも、ブラウザ上でLinuxコマンドを練習するための環境が準備されています。

1クリックでLinuxサーバーが立ち上がり、ブラウザ経由でサーバーにアクセスできます。

エミュレータとは違い、実際にLinuxが立ち上がっていますので通常のLinuxとほぼ同様に操作することができます。

ブラウザ上でLinuxのコマンドの練習が可能です

また、Linuxコマンドを学習するための教材も用意されていますので、別途学習本を用意したりする必要もなくすぐに学習を開始できます。