おすすめのバイオインフォマティクスの本

はじめに

バイオインフォマティクスの勉強を進めていく中で、書籍が参考になることも多いかと思います。本ページでは、おすすめのバイオインフォマティクスの書籍を紹介します。

バイオインフォマティクス分野のツールは変化が早いため、数年前に書かれた書籍でも内容が古かったり、手順通りに解析ができなかったりということがあります。 本ページではなるべく新しい書籍を紹介していますが、適宜WEBサイト等を確認して最新の情報も確認してください。

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バイオインフォマティクス入門 : 学会公認 第2版(2021/12/17)

バイオインフォマティクス技術者認定試験の公式教科書です。 バイオインフォマティクス技術者認定試験を受けようと考えている方はもちろんですが、バイオインフォマティクスの概要を理解する上で、最もおすすめの書籍です。

生命科学、計算科学のそれぞれの基本的な内容から始まり、バイオインフォマティクスでどんなことができるのか、どんなアルゴリズムが使われているのかを一通り知ることができます。 具体的な解析のやり方の説明はないですので、あくまで知識を身につけたい方になります。

よくわかるバイオインフォマティクス入門 (2018/11/19)

オミクス解析の内容が中心です。ゲノム、トランスクリプトーム、エピゲノム、プロテオーム、メタゲノム等について知りたい方におすすめの参考書です。

具体的な解析のやり方の説明はないですので、あくまで知識を身につけたい方向けになります。

Linux+コマンド入門 ——シェルとコマンドライン、基本の力 (WEB+DB PRESS plus) (2021/4/19)

実際のバイオインフォマティクス解析を行なっていく上で、Linuxのコマンド操作を習得しておく必要があります。

Linuxの入門書はたくさんありますが、Linuxの基本&コマンドの作法をまとめた入門書としてこちらの書籍がおすすめです。

次世代シークエンサーDRY解析教本 改訂第2版(2019/12/12)

バイオインフォマティクスを勉強したいという人の中には、次世代シーケンサー(NGS)から得られたデータの解析を行いたいというモチベーションの方も多いかと思います。そんな方におすすめの1冊です。

Macの買い方やコマンド操作から始まって、変異解析、トランスクリプトーム解析、ChIP-Seq、メタゲノム、de novo アセンブリ等の1通りの解析について、具体的な手順が解説されています。また、応用篇ではRやPythonを使った可視化の手法についても解説されています。

改訂版RNA-Seqデータ解析 WETラボのための超鉄板レシピ ヒトから非モデル生物まで 公共データの活用も充実 (実験医学別冊) (2023/10/2)

次世代シーケンサー(NGS)から得られたデータの解析をしたい人の中には、特にRNA-Seqのデータ解析について知りたい方も多いかと思います。そんな方におすすめの1冊です。

遺伝子発現量の定量や発現変動した遺伝子群・機能の検出等のように、RNA-Seqの中でも様々な目的に応じた解析手順が解説されています。

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